瓶詰めされた2006年のボルドーの確定評価を、評論家のロバート・パーカーが最新のワイン・アドヴォケイト181号で発表した。予想より高い評価に仕上がり、シャトー・ムートン・ロートシルトが98+という驚異的な高得点を獲得した。
06年は8月に気温が上がらず、プリムールの樽からの試飲では、05年に見劣りしたこともあって、全般的な評価は低かった。しかし、1級や右岸のトップシャトーは厳しい選別によって、グランヴァンにふさわしい品質に仕上げてきた。
最高得点のムートンは、醸造責任者のフィリップ・ダルーアンが就任3年目にして力を見せつけ、グランヴァンの比率を全体の44%に絞り込む厳しい選別を行った。パーカーは「82、86年以来最も偉大なムートン」と評価している。そのほかの1級シャトーも手堅くまとめ、ラフィット・ロートシルトが97点、オー・ブリオンが96点、ラトゥールが95点、マルゴーが93点だった。
右岸では、25%しかグランヴァンを造らなかったオーゾンヌが98点、ステファン・コント・ナイペルグ伯爵のラ・モンドットが97点、パヴィとヴュー・シャトー・セルタンが96点と、トップシャトーが安定した得点を得た。
また、2008年のボルドーのワイン販売は、世界的な不況の影響で、量を減らしたが、高値を付けた2005年ヴィンテージのおかげで金額は微増した。
「ボルドーワイン生産者連盟」によると、ボルドーワインの08年の販売量は38億4000万ユーロで、前年の34億ユーロよりわずかに増えた。これは、歴史的な高値をつけた2005年の出荷が始まったたため。
不況でもワインの販売数は伸びているんだ。と改めて思いました。