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金融危機を受けて、来年春に開かれる2008年ボルドーのプリムール(先物取引)に中止論が出ている。

 プリムール・キャンペーンは収穫翌年の3月から4月にかけて、インポーター、ジャーナリストらがボルドーに集まり、樽からの試飲評価に基づいて先物取り引きする。シャトーは短期間で現金収入を得られ、翌年の運営費に充てられる利点がある。バイヤーには、瓶詰めした時より安く買えたり、入手困難なワインが手に入るメリットがある。

 2008年の作柄は現時点では、2007年は上回るが、偉大なヴィンテージにはならないというのが一般的な見方。プリムールをする以上は、ネゴシアンは基本的に銀行から借り入れしてシャトーからワインを購入することになる。プリムールがある以上は、アロケーション(割り当て)を維持するため買わなければいけない。ただ、売れ行きが低調な場合は、ネゴシアンの負担ばかり高まる。経済の先行きも不透明なため、プリムールの中止論が出てきた。

 シャトー・コス・デストゥルネルのジャン・ギョーム・プラッツ支配人は9月の来日時に、「経済がさらに悪化すれば、プリムール・キャンペーンをしないという選択肢はある」と語った。ペトリュス当主クリスチャン・ムエックスの兄でビジネスサイドを担当するジャン・フランソワ・ムエックス氏は、「ネゴシアンがアロケーションのための融資枠がないなら、ワインはシャトーにとどめる」と中止の可能性についてふれた。例年参加する150シャトーから、トップの30シャトーに絞り込んではという声も出ている。

事前にお金を払い、先物購入をするプリムールが無くなる?のは安くボルドーワインが購入出来ない可能性があります。

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