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東郷昌俊 wine.ichiba.com

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ボルドー甘口ワインの最高峰「シャトー・ディケム」の2006年プリムールの1回目の売り出し価格は300ユーロとなった。

 前年より100ユーロ低いものの、現在の市場は赤ワインの需要が強く、「高すぎる」という見方もある。2006年は英国の評論家ジャンシス・ロビンソンが「信じられないワイン」と絶賛し、米国のロバート・パーカーも得点はつけていないが高く評価している。

 左岸の1級シャトーのネゴシアンへの最初の販売価格はほぼ330ユーロで並んだ。これは市場最高値となった05年の3分の2だが、平均的な04年や生産量の激減した03年よりはるかに高い。ただ、投資目的のワインファンドや世界の新興富裕層の需要が集中しているのは、赤ワインのトップシャトー。イケムは瓶詰めして発売までの期間が赤ワインより1年長い3年かかることもあって、投資目的の購入にも向いていないと見られている。

100年間の保存が可能だと言われている、「シャトー・ディケム」は現在では投資の価値は低そうですが、個人用としては保存による劣化が少ないので、価格も上がっていないしオススメです。
dekem

 2006年ボルドー・プリムールの一般向け販売サイトを、インポーターのエノテカが13日にオープンさせる。シャトーの強気な価格設定と為替の悪化により1級シャトーは1本当たり7万円台前半の高値となった。

 1級シャトーのマルゴー、ラトゥール、ムートン・ロスシルドのケース価格は93万2400円で、1本当たり7万4000円(税抜き)。ラフィット・ロスシルドとオー・ブリオン、ラ・ミッション・オー・ブリオンは89万4600円で、1本当たり7万1000円になる。

 エノテカの05年プリムールは、マルゴー、ラトゥールが1ケース97万200円で、04年から4倍以上値上がりした。06年は米英の評論家、メディア、主要なワイン商から値下げを求める声が高まったが、トップシャトーは強気の設定となった。これは、厳しいセレクションで高品質を実現したというシャトーの自信と、ボルドーワインが投資対象となり世界で需要が高まっているため。そこにユーロ高が加わり、日本の小売価格も大幅な値下げにならなかった。

びっくりする価格設定に、このままでは10数年前のグランヴァン崩壊神話の再来を予感させる高騰です。でも、輸入業者大手では、今は中国が大手市場だが、今後はインドやその他の国が買うようになるだろう。との見方が強い。

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